10月15日(水)作業療法士科の3年生が“地域作業療法学演習”という授業の中で、米子市内で開催されている「ふれあい・いきいきサロン活動」に参加しました。
学生は、米子市福祉協議会のご協力のもと、崎津地区の「いきいきサロンさざんかの会」と、永江地区の「百の会」の2か所に分かれて活動しました。
事前に「フレイル」について、フレイルになる原因や対策などについて学び、どんなレクリエーションであれば地域の方に楽しんで参加していただけるかをグループで話し合い、何度も練習を重ねて当日を迎えました。
最初は学生たちも緊張していましたが、参加者の皆さまの笑い声や温かい雰囲気に包まれるうちに、少しずつ場も和みました。
活動の中では「この子は私の娘だけんな!米子から出さんようにね!」と声をかけていただくなど、地域の方と心温まる交流もありました。
レクリエーションの後には、参加された皆さんとお話する時間を設けていただき、サロンでの取り組みや普段の生活のご様子、困りごとなど色々なお話を聞かせていただきました。
作業療法士が支援する「生活」は一人一人異なるものです。今回のように対象者の方から直接想いを伺う経験を通して、皆さんそれぞれ想いがあり価値観が異なることなどを理解し、一人一人に寄り添った生活を支援できる力を身につけていけるよう、引き続き頑張っていきたいと思います。