高齢者への作業療法を学ぶ授業で、米子市福祉保健部フレイル対策推進課 担当課長補佐の小椋先生(作業療法士)をお招きし、高齢者疑似体験を行いました。
自らが体験することで、高齢者の生活や心身の特徴の理解を深めることが目的です。
学生が交代で体験セットを装着し、階段の昇り降りや、スマートフォンの操作、塗り絵や風船バレーを行い、それぞれが気づいたことや感じたことをグループで共有しました。
「階段は昇りよりも降りの方が怖かった」「スマートフォンの文字が小さくて見えにくい」「塗り絵の時には薄い色や線が見えにくい」など、実際の体験を通して様々な気づきがありました。
今回の体験を踏まえ、作業療法を行う中でのプログラムや声かけ、生活の中で必要な工夫など、対象者の目線に立って考えられる作業療法士を目指していきたいと思います。
小椋先生、本日はお忙しい中ありがとうございました。